【MHSX2Gの使い方】スキルシミュの考え方と重い・遅い・動かない場合の対処方法

この記事では主にスキルシミュをするにあたっての”考え方”の一例を書いていきます。

MHFのスキルシミュは初心者には難しい点が多く、「自分には無理だ」と思うかもですが、組む時の考え方を知るだけでもかなり違うはずです。

記事を書いてる人は不退持ちで課金ガチャ込みの超火力シミュもいっぱいしますし、初心者向けの序盤装備を手組みしたりもしてます。シミュがめちゃくちゃ上手い!ってわけではありませんが、そういう人が普段意識してるポイントです。

※ここで解説しているのは私の個人的なやり方・メソッドです。いろいろ試しながら自分に合ったやり方を見つけてください。
※このブログの中でもおそらく最も長い記事です。暇な時の読み物にどうぞ。

目次(クリックでジャンプします)

初心者がシミュをうまくできない原因とは?

初心者がどんなに頑張ってもシミュできない原因として大きく2つ考えられるのは、「指定が不足している」か、「指定のし過ぎ」「いろいろいじってみたけど全然できないんだよ!」って声がたくさん聞こえてきそうですが、そこは簡単に言ってしまうと”さじ加減”の問題です。

”さじ加減”はやりながら覚えるっていうのが一番なんですが・・・さすがに初心者に難しいポイントが多すぎて乱暴な気がするので、少しでもわかりやすくなるように解説していきます。やっぱりシミュは自分でできた方が楽しいですからね。

シミュできない原因① 指定不足

「シミュを回してみたら2,000時間と出てしまった!」
「何時間回してもシミュが全然終わらない!」
「やっとシミュが出たのに作れないものばっかり!」

こういったケースは「指定不足」の可能性が高いです。

「シミュの時間がかかる」のは「候補となるパターンが多すぎる」ことが原因。

この場合、「除外指定」や「装備指定」を使って「MHSX2G」の手助けをしてあげなければいけません。いくらコンピュータが人間よりはるかに処理能力が高いといっても、100通りの計算をするのと10万通りの計算をするのとではかかる時間が違い過ぎます。

また、「シミュが出ても作れない」ケースは「除外指定」がしっかりできていないことが原因です。

「MHSX2G」はデフォルトだと「全てのハンター向け」の設定になっています。これを「自分向け」にカスタマイズしないと、「あなたには作れなくても他の人なら作れるかもよ?」というちょっと意地悪なシミュが大量に出てきます。そして、そんな意地悪シミュを出すために膨大な時間を割いてしまいます。

シミュできない原因② 指定のし過ぎ

「処理自体はすぐ終わるのに検索結果が0にしかならない!」
「いくら回しても何回やってもシミュが出てこない!」

こちらは逆に「指定のし過ぎ」です。

シミュ時間短縮のために「除外指定」や「装備指定」を行ったものの、指定した条件に対して実現不可能なスキル構成だとシミュは出てきません。これは「除外指定」や「装備指定」だけでなく、組もうとしているスキルの構成そのものに問題があるケースも存在します。


①の「指定不足」については「MHSX2G」の設定をいじることで緩和できますが、②の「指定のし過ぎ」については少しコツが要ります。すでに「除外指定」などの設定は終わっている、「装備指定」のやり方もわかる、という方は初心者がスキルシミュでステップアップするためのポイントへ。

防具・装飾品の「除外指定」「装備指定」のやり方

シミュしてみても何千時間という表示が出てしまう場合、最初に見直したいのが「除外指定」です。

最初にも言ったように、MHFのスキルシミュは防具や装飾品が膨大な数であるために難しくなっています。

あまりにも数が多すぎて組み合わせが凄まじい量になったことから、「組み合わせのパターン」を試すのを手伝ってもらうために「MHSX2G」を多くのプレイヤーが利用しています。今も完全手組みでシミュする人や一部調整のために手組みをする人はいますが、おそらく「MHSX2G」が最も利用者が多いです。

※導入方法や基礎的な使用方法はこの記事ではあまり触れません。
かぷちるさんが詳細な記事を書いてくださっていますので、導入から始める方はこちらを参考にしてみてください。

参考:
自分だけのオリジナル防具をシミュレートしてみよう!MHSX2Gの使い方【導入編】
装備シミュレーターMHSX2Gの使い方【基本的な使い方から便利な機能までご紹介】

ただ、「MHSX2G」が手伝ってくれるのはあくまでも組み合わせパターンの検証のみで、「どういう装備にしたいか」はこちらで指定しなければいけません。

それがスキル指定になるわけですが、良くも悪くもMHFの防具・装飾品は非常に多く、スキルを指定しただけではまだ候補が多すぎる状態です。例えば「剛撃」ひとつ取っても防具が100、装飾品が100あったとすれば(確実にもっと多いですが)それだけで100×100=1万通り。さらに10スキル、15スキルと重ねていけば時間がかかるのも仕方ありません。

そこで、「自分の条件やプレイ環境だとここまでなら作れます」とシミュに伝える作業が「除外指定」です。今はもう手に入らない課金ガチャの装備や、イベント限定防具など、”自分では使えない防具・装飾品”をシミュレートから除外するように指示します。

するとその分「MHSX2G」は組み合わせを考える時の候補が減り、時間も短縮できるわけですが・・・問題は「どれを除外指定したら良いかわからない」ことだと思うので、初心者が除外すべき防具・装飾品を全て載せていきます。

防具の「除外指定」

「指定アイテム除外」の「編集」をクリックすると、こんな画面が出てきます。そこで、枠で囲った「全て」を押すとプルダウンで分類がたくさん表示されます。

ここから、下記に該当するものを全て「除外指定」していきます。

※あくまでも以下の条件に沿った初心者向けの設定です。
 ①課金防具・カフを使用しない
 ②非常駐 / 長期開催イベント限定防具・装飾品を使用しない
 ③猟団所属限定 / 狩人祭勝ち組限定防具・装飾品・カフを使用しない
 
④上記以外でも初心者がシミュをする上で使う頻度が低いと思われるものは除外

それではガンガンいきます。防具名をShiftキーを押しながらクリックすると複数選択ができるので、ぽいぽいっと「除外指定」にしていってください。

  • (イ) … イベント
  • (イGX) … イベントGX
  • (イ辿) … イベント辿異
  • (イ辿ZX) … イベント辿異ZX
  • (イ辿ZY) … イベント辿異ZY
  • (ガGP) … ガチャGP
  • (ガZP) … ガチャZP
  • (ガ遷) … ガチャ遷悠
  • (ガ遷GX) … ガチャ遷悠GX
  • (キGP) … キットGP
  • (キZP) … キットZP
  • (ネGP) … ネットカフェGP
  • (ネZP) … ネットカフェZP
  • (パGP) … パッケージGP
  • (パZP) … パッケージZP
  • (衛GX) … 狩衛戦GX
  • (衛辿) … 狩衛戦辿異
  • (衛辿ZX) … 狩衛戦辿異ZX
  • (衛辿ZY) … 狩衛戦辿異ZY
  • (航GX) … 航路GX
  • (刻GX) … 天刻印GX(天廊防具)
  • (祭GX) … 狩人祭GX
  • (特GP) … 特典GP
  • (特ZP) … 特典ZP
  • (謎) … 謎クエスト
  • (猟GX) … 猟団GX
  • (韋GX) … 韋駄天GX

GR制限等で作るのが難しいものがあれば「辿異防具」のZXなども適宜除外してみましょう。

  • (辿ZX) … 辿異ZX
  • (辿ZY) … 辿異ZY
  • (道辿ZX) … 狩煉道辿異ZX
  • (道辿ZY) … 狩煉道辿異ZY

ここまで終わったら、「全て」に戻して検索ボックスに「ZP GP GF」と入力して検索し、表示されたものを除外していきます。「辿異防具」でZ(GR200・生産段階)以外使いたくないのであれば「ZP GP ZY ZF GF」にしましょう。このあたりは作成環境によって変更してください。

検索ボックスに「ラヴィ」と入れてラヴィ防具も除外しておきましょう。いくらGX防具とはいえ、ラヴィはちょっと別次元の労力なので。

さらに、(塔GX)を表示して「アンジュ」「ウィル」「ニンファ」を除外します(「全て」から検索ボックスに入力してもOKです)。この3種類は過去に定期開催イベントのアイテムを使用して作成できるようになった防具で、言うなればイベント限定アイテムが必要なので初心者は作成が難しいことが多いです。

それと、(イGX)から「コルーデ」「ドゥンル」「フロガダ」「ラーヴェ」「ラース」の除外を解除しておきます。この5種類は「イベント」に分類されてはいますが常時入手でき、初心者装備なら使用する可能性も(ちょっとだけど)あります。

最後に、(特ZP)で「エリス」と「ディオス」を除外から解除します。防具に「P」とついているものは課金防具を表しているのですが、この2種類は「HLリワード」という「HLコース特典」でプレゼントされます。追加課金なし、月額の課金だけで手に入るZP防具です(エリスは数ヶ月継続が必要)。

参考:公式サイト HLリワード

装飾品の「除外指定」

装飾品も同じように「除外指定」していきます。装飾品の生産については、精錬装飾品の大幅な緩和があったため、基本的にG珠・GF珠は考慮せず、GX珠の生産を前提とします。

参考:【初心者向け】装飾品の種類と精錬装飾品(GX珠)の簡単なつくりかた

  • (G) … 精錬G・GF珠
  • (イ) … イベント珠
  • (イG) … イベントG・GF珠
  • (イGX) … イベントGX珠
  • (ガG秘) … ガチャ秘伝珠
  • (衛GX) … 狩衛戦GX珠
  • (祭G) … 狩人祭G・GF珠
  • (祭GX) … 狩人祭GX珠
  • (塔GX) … 天廊GX珠(定期開催イベント珠)
  • (特) … 特典珠
  • (未) … 未実装
  • (猟G) … 猟団G・GF珠
  • (猟GX) … 猟団GX珠

こちらも検索ボックスに「ラヴィ」と入れて不退珠を除外しておきましょう。

また、(G秘)の中には真秘伝珠も含まれているので、検索ボックスに「真」と入力して真秘伝珠だけを除外しておきます。除外しておかないと真秘伝攻めになります、マジで。

除外が終わったら、(イ)の中にある「G級・極剣破珠」「G級・極護破珠」「G級・極射破珠」の3つの除外を解除します。この3種類は狩煉道のポイント交換が可能なので、1週間に5珠まで手に入ります。
※今後、狩煉道のポイント交換に装飾品が(こっそり)追加される可能性は大いにあります。こまめにチェックしておきましょう。

スキルカフでも課金は一切しない!ということであれば検索で「P」と入力して課金カフを除外しましょう。現在、辿異カフには課金カフが存在しないため、今後追加されるようであれば都度調整してください。

イベント限定の非課金防具・装飾品なら使える場合

遊んでいくうちにイベント限定の装飾品を入手することもあると思います。イベントさえ遊んでいれば非課金で入手できる防具・装飾品については、基本的に下記の除外指定を解除すればOKです。

  • (イGX) … イベントGX
  • (イ辿) … イベント辿異
  • (イ辿ZX) … イベント辿異ZX
  • (イ辿ZY) … イベント辿異ZY
  • (衛GX) … 狩衛戦GX
  • (衛辿) … 狩衛戦辿異
  • (衛辿ZX) … 狩衛戦辿異ZX
  • (衛辿ZY) … 狩衛戦辿異ZY
  • (祭GX) … 狩人祭GX

「イベント」系は不定期開催のイベントで、「無双襲撃戦」や「コリニィ」入手イベントなどが該当します。「狩衛戦」系は定期開催イベント「歌姫狩衛戦」限定モンスターのケオアルボル素材や、限定アイテムで作成できるもの。「狩人祭」で作れるものは勝ち組限定防具です。

参考:「歌姫狩衛戦・真説」の進め方~ケオ珠と「調べ」をゲットしよう~
  :【初心者向け】狩人祭とは?今から始める人向けにポイント解説
  :祭武器・防具のおすすめと精錬装飾品/勝ち組になったらやっときたい!
  • (イ) … イベント珠
  • (イGX) … イベントGX珠
  • (衛GX) … 狩衛戦GX珠
  • (祭GX) … 狩人祭GX珠
  • (塔GX) … 天廊GX珠(定期開催イベント珠)

装飾品も防具の精錬を行っただけなので、ほぼ同じです。(塔GX)は防具で除外した「アンジュ」「ウィル」「ニンファ」の3種類。狩人祭や歌姫狩衛戦、狩煉道、極限征伐戦でアイテムが集まって作れそうであれば、装飾品だけでなく防具の方の除外も解除しておきましょう。

ラヴィ防具(不退珠)や真秘伝については入手したもの、持っているものの除外を解除してください。

課金装備も使ってシミュを組める場合

「このキットなら課金してもいい」「この装備はおためし小判でガチャを引いたから持ってる」という防具があるかもしれません。そういう場合も除外を解除しておきましょう。

  • (ガZP) … ガチャZP
  • (ガ遷GX) … ガチャ遷悠GX
  • (キZP) … キットZP
  • (ネZP) … ネットカフェZP
  • (パZP) … パッケージZP

「キット」「ガチャ」「パッケージ」の違いはこんな感じです。

「キット」常時購入が可能な定額(約3,000円)の課金防具一式セット
「ガチャ」=不定期に回せる運要素込みの課金防具
「パッケージ」=「G8」や「アニバーサリー」などのパッケージ付属防具

いつでも手に入るのは「キット」のみ。定額は「キット」と「パッケージ」。期間限定で入れ換わるのが「ガチャ」です。「ガチャ」防具は一定額つぎ込むと(約5,000円)確定で1部位は入手できますが、あとは運任せ。

「キット」と「ガチャ」の防具はかなりの量があるため、「どんな課金でもゲットしてやるぜ!」って感じでないのなら、一括で全て解除することはおすすめしません。むしろ過去のコラボガチャなんかは復刻しない限り手に入らないものもあります。

「入手できた防具」や「ガチャでちょうど今なら入手できる防具」、あるいは公開されているシミュを見て頻繁に使用されているような「組みたいスキルに対してSPが優秀な防具」を個別に除外から解除するなど、微調整をした方が良いです。

「スキルに向いた防具かどうか」はわかりにくいと思いますが、「ガチャ」防具は特定の武器種やスキルに特化した構成になっていることが多いです。後述する「評価値」を見る方法で上位に表示されることが頻繁にあるようなら、「向いているんだな」と思っておきましょう。

「除外指定」に入れた防具・装飾品を使いたい場合

「除外指定」を使用するにあたってひとつ注意点しなければいけないのが、「1部位 / 2珠までなら使いたい防具や装飾品があるんだけど・・・」という時に全部排除されてしまうこと。

例えば、先程の指定では常駐イベントである狩煉道で手に入る「祖龍珠」は除外していません。この状態でシミュをしてみると、こんな結果が出ることがあると思います。

「こりゃあかん!」と今度は「祖龍珠」を「除外指定」に入れたら今度はシミュが出ない、となってしまいます。これを解消する方法として、「除外指定」に入れた上でこれから解説する「装備指定」を行いましょう。

「除外指定」に入れた場合、防具や装飾品は薄く表示されますがダブルクリックすれば「装備指定」でシミュに使うよう指示することができます。

※「分類指定」については併用した方が速度が上がることもあるようです。ただ団員に聞いてもあまり利用している人がいなかったので、ここでは「除外指定」のみ紹介します。

防具・装飾品の「装備指定」を行う

「除外指定」が終わったら今度は「装備指定」。

まずは初期画面の左側に表示されるスキルから、シミュで出したいスキル構成を指定します。

そうしたら、右側に表示されている「装備編集」をクリックして、使いたい防具や装飾品を先に指定しておきます。ここで指定を行うかどうかで検索時間が大幅に変わるため、多くのサイトでも「2~3部位くらい指定しておくべき」とされています。

「頭部」「胴部」などのタブから使いたい防具をダブルクリックするだけで良いので、やり方はそんなに難しくありません。装飾品も同様のやり方で指定しておくことができます。ただし、指定する防具をどれにするかでシミュのしやすさが全く異なります

いろいろ設定が終わってもシミュできない!と悩んでいる人が本当につまづいているのはここから先だと思うので、ちょっとじっくり読んでみてください。わかってくるとシミュが面白いのもこの部分です。

初心者がスキルシミュでステップアップするためのポイント

スキルを組む時には”優先順位”が存在します。

ここでいう”優先順位”は、こちらの記事で解説しているような「必須スキル」や「推奨スキル」とは関係ありません。シミュをする時だけ重要になる要素だと思ってください。

参考:【初心者向け・スキルの基礎知識】スキルの組み方とテンプレ構成

”優先順位”とは、言い換えればシミュをする上での「軸」。「このスキルを軸として考えるとシミュがしやすくなる」というものです。シミュに慣れている人は、”優先順位”がわかっている、あるいは経験則からなんとなくできるようになっています。

しかし、初心者がいきなりシミュしようと思っても「どのスキルを中心に考えれば組みやすいのか」がわからない。これでは完全な手探り状態になり、砂漠の砂の中から目当ての1粒を見つけ出すようなもの。シミュを難しく感じるのも無理はありません。

スキルに対する”候補”の数がわからない

まず、発動させたいスキルに対してどれくらいの候補があるのか?

これを把握することが第一歩ですが、初心者には非常に困難だと思います。

MHFのシミュが難しい理由のひとつが防具や装飾品の数が多すぎて初心者には何が何だかわからないこと。例えば「剛撃」が発動できる防具はいくつなのか、「一閃」や「抜納術」「激励」「要塞」のSP(スキルポイント)がある防具はいくつあるのか。こんなの聞かれたって「なにそれ?スキル自体初めて見るんだけど・・・」なんてことも多いですよね。

そこで、それぞれのスキルに対する”候補”の数を大まかに把握することが最初のポイント。

じゃあそれ結局数えなきゃダメなんじゃ?ってなるかもしれませんが、本当に大まかで良いです。具体的に何種類あるのかを覚える必要はありません。というか膨大な数になるので私もわかりません。全部覚えてシミュしてる人もたぶんいません。

大事なのは発動させたいスキルに対して、発動できる防具が多いか少ないか

ここだけなんとなくでも把握していれば、シミュをする時に「どのスキルを軸に考えるべきか」がわかってきます。なぜなら、スキルを発動できる防具が少ない=”候補”が少ないということは、「そのスキルを軸に考えないと組みにくい」ということになるからです。

ちょっとまだわかりにくいと思うので、詳しく説明していきます。

スキルが発動する防具の数の見分け方

シミュにあたってスキルを発動できる防具が多いか少ないかは、「新しいスキル」や「希少性の高いスキル」などのざっくりした分類で判断できます。防具ひとつひとつのスキルを覚えていなくても、下に挙げたものを意識するだけで組みたいスキルが「発動しやすいものかどうか」がわかるようになります。

  • 新しいスキル
  • 辿異スキル
  • 希少性が高いスキル

これらに該当する場合、そのスキルを発動させるための防具や装飾品が限られます。つまり、発動できる防具が少ない=「発動しにくい」スキルです。また、防具や装飾品とは関係ありませんが、SPもスキルの発動のしやすさと関わってきます。

それぞれざっくり説明していきますが、読んでみてよくわからなくてもシミュをいじりながら判断する方法があるので、とりあえず目を通してみてください。

新しいスキル

「新しいスキル」はその名の通り、新規実装されたスキルのこと。これはケオの「猛進」やエルゼの「幕無」、トリドの「纏雷」、Gラヴィの「不退」のように新モンスター実装と同時に増えていきます。記事を書いている段階で最も新しいスキルは「喝強化」。

出たばかりならSP(スキルポイント)がついた防具も当然少ないです

時期によって新しいかどうかは変わりますが、「あ~そういえばこの前追加されてたっけ~?」みたいなのはぼんやり覚えておくだけでも組みやすくなります。2018/5/11時点でいうなら、辿異トリド実装で追加された「怪奇」や辿異ドラ実装で追加された「雌伏強化」などもまだ新しいスキルです。

辿異スキル

「辿異スキル」というのは「耳栓強化」や「耐震強化」、「纏雷強化」「巧撃強化」なんかのことです。「MHF-Z」から新たに追加されたスキル群のことで、既存のスキルをパワーアップさせる効果を持ちます。「~強化」ってついてたら辿異スキルです。

参考:公式サイト 辿異スキル一覧

先程挙げた「雌伏強化」もこれにあたります。

辿異スキルの発動手段は今のところ、この2通りしかありません

  1. 辿異防具で発動させる
  2. Zシリーズカフで発動させる

辿異スキルで特に覚えておきたいのが、「装飾品で発動する手段がない」ことです。

後述する「装備指定」を使って検索時間の短縮を図ろうにも、「発動させたい辿異スキルがあるのに指定した防具にその辿異スキルが入っていない」のではシミュが難しくなる、ということ。詳しくはシミュ画面と一緒に後述しますが、辿異スキルはシミュをする時に優先的に考えるべきです。

希少性が高いスキル

「希少性が高いスキル」は、簡単にいうと「特定の防具や装飾品でなければ発動できないスキル」です。代表的なものだと「不退ノ構」。不退はラヴィの防具や装飾品でしか発動することができません。非常にわかりやすい「発動手段が限られている」スキルです。

ただ、不退は少し特殊な例でもあって、「猛進」や「幕無」、「纏雷」も希少性が高いスキルと考えることはできます。しかし、最初はケオやエルゼの防具・装飾品限定でも、後から発動できる防具が増えていくことがあります。希少性は防具や装飾品の追加で変動するということです。

そして、希少性が高いスキルの中でも「武器種に特化したスキル」は選択肢が限られやすいです。

「猛進」や「纏雷」は全ての武器に共通して有用なスキルです。それに対して、「巧流」は剣士「要塞」や「雌伏」はガード武器「狙撃」は弓に特化しています。

基本的に、「どの武器種にも共通で入れるスキル」や「汎用性の高いスキル」はそれだけ使われる頻度が高いので、防具にもSPがついていることが多いです。逆に「希少性の高いスキル」は用途や使用場面が限られる分、防具も少なくなります。

発動SP(スキルポイント)が高いスキル

スキルは防具や装飾品で一定のSP(スキルポイント)を蓄積させることで発動します。

「見切り」なら「達人」のSPを、「豪放」なら「三界の護り」のSPを、という感じ。「剛撃」や「一閃」のように、「剛撃+5」「一閃+3」など上のランクが存在するスキルについては段階ごとに必要なSPが増えていきます。

基本的に単体のスキルの多くはSPが10になれば発動します。「猛進」「幕無」「閃転」「纏雷」などがそうです。ですが、中には単体のスキルでもSPが15必要なものがあります。

この中でいうと、「腕利き」「巧撃」「巧流」がそうです。SPが10で良いのか、15必要なのかはかなり大きな違い。スキルを発動できる防具や装飾品が充実していたとしても、必要となるSPが高ければ発動しにくいことになります。

これらのスキルを絶対に入れたいのか、それとも他のスキルとの兼ね合いを重視して諦めるのか。発動しにくい”重い”スキルを1つ抜くだけでシミュがうまくいくこともあります。どのスキルが発動しにくいのか、シミュをしながら覚えていきましょう。

「遷悠防具」の活用とスキルの差し替え

MHFには防具の種類がいくつか存在します。

現在主流で使われているのは「辿異防具」ですが、「遷悠(せんゆう)防具」も優秀なものがあります。遷悠防具は「遷悠種」、ジンオウガやナルガクルガなど、本家シリーズから輸入されたモンスターの素材で作る防具です。

遷悠防具には面白い特徴があって、それが「1部位でも装備すると特定のスキルが通常のスキル枠とは別枠で発動」するというもの。

ちょっとややこしい言い方ですが、MHFではスキルを10個とか平気で発動させますから「スキル枠」が地味に重要です。現在主流となっている辿異防具を主体とした装備なら、通常スキルは最大で12枠まで。これをオーバーして発動したスキルは、スキルの発動順位が低いものから弾かれて(発動しなくなって)いきます。

参考:公式サイト スキル系統の発動優先順位表

辿異スキルの「スキル枠拡張+1」を重ねて発動していくことで発動スキルの最大数は増やすことができるものの、できるだけスキル枠は圧迫したくない、というのが本音。そういう時に遷悠防具の効果は有効です。

遷悠防具でスキルを発動することでスキル構成の幅が広がる

それと、遷悠防具を重宝するもうひとつの理由が発動できるスキルが優秀なこと。

最近追加されたセルレギオスの防具などは凄まじい性能です。本来なら「達人」のSPが50必要になる「見切り+5」(会心率50%アップ)が1部位装備しているだけで発動します。この手軽さは脅威的で、他にも「回避性能+2」のナルガ、「集中+2」のゴア、「状態異常無効【多種】」のシャガルなど、便利なスキルが発動する遷悠防具が多数あります。

スキル構成の中で遷悠防具を使って発動できるスキルがある場合、遷悠防具の採用で効率よく発動できるようになる可能性があります(ゴアやシャガルは一部の属性耐性が壊滅的なので注意)。遷悠防具を使えばスキルの発動枠節約だけでなく、SPを割かなくて良い分、他のスキルを発動させやすくなるということです。

遷悠防具を使うか・通常スキルと”差し替える”かの判断

ただし、遷悠防具で発動できるスキルは”効率的”なだけで”希少性”は高くありません

「見切り」や「集中」のSPがついている防具や装飾品は山ほどあります。遷悠防具はスキルそのものが希少というわけではなく、「スキルの効果を得る手段として貴重」と考えてください。

レギオスは特に顕著で、「見切り+2」や「見切り+3」はわりと簡単に発動できても「見切り+5」は辿異防具だけでは困難でした。「見切り+5」が非常に強力なスキルであることから、レギオス1部位については非不退ならかなり使える性能になっています。

ですが、「回避性能+2」(ナルガ)や「ガード性能+2」(ガンキン)のように他のスキルに差し替えが可能な遷悠スキルもあります。「回避性能+2」は「抜納術+2」や「激励+2」に、「ガード性能+2」は「要塞+2」にしても同等以上の効果を発揮します。

他のスキルに差し替えた方が組みやすいのか、遷悠防具で押すべきなのか、は発動させたいスキルや全体のスキル構成によって違います。発動させたい辿異スキルを持つ辿異防具や他スキルのSPを見ながら調整できるようになると面白いシミュが生まれたりします。

「MHSX2G」でシミュの軸にすべきスキルを把握する

ここまでの内容を踏まえて、「MHSX2G」の画面を使って説明していきます。

できれば「MHSX2G」を開きながら同じように実践してみてください。説明の内容がぼんやりとしかわからなかったとしても、実際に「MHSX2G」をいじりながらシミュをしてみるとわかってくると思います。

スキルシミュをする時の”軸”① 辿異スキル

まずは初期画面で右側に出てくる「装備指定」をクリックします。

「スキル検索」のタブから「辿異スキル検索」のタブに切り替えます。

そして、右下に表示される「編集」をクリック。

するとこんな画面になるので、例として「耳栓強化」と「雌伏強化」にチェックを入れます。

「OK」を押すと元の画面に戻るので、「辿異スキル」の項目で(辿異スキルなし)と(その他の辿異スキル)のチェックを外します。これで「耳栓強化」と「雌伏強化」が発動する防具のみが「検索結果」に表示されるようになります。

上側は「耳栓強化」「雌伏強化」、下側は「雌伏強化」だけで表示した場合です。「雌伏強化」が2018/5/11時点だと頭装備で4種類だけ(実質辿異ドラ防具1種)と、発動できる防具が非常に少ないことがわかります。これは「新しいスキル」であるためです。

発動手段が少ないのであれば、必然的に「発動できる手段」を組み込まなければ装備は組めません。シミュをする時に「発動させたい辿異スキル」が決まっているなら、辿異スキルは最優先で組み込んでみましょう。

防具の指定については、後述する「評価値」から防具の辿異スキルとSPを見て決めていけるようになるとシミュの幅が広がります。指定するところまで絞り込めなかった場合は、検索時間は延びますが「条件指定」を使う方法もあります。

「条件指定」でシミュに組み込みたい辿異スキルを指定する

「検索条件」の枠内、右端にある「その他の条件指定」を使います。

ここで「編集」を押すと、「遷悠防具スキル」や「辿異スキル」の指定を行うことができます。「装備セットの属性耐性」についても指定が可能になっており、辿異種用の装備を作りたい時に重宝します。

「遷悠防具スキル」で「見切り+5」を指定すれば自動的にレギオス1部位が組み込まれますし、「状態異常無効【多種】」ならシャガルが1部位組み込まれます。「辿異スキル」も同様で、「巧撃強化」のように「+2」など重ねられるものは数値まで指定が可能です。

”または”と指定することもできるため、「どっちの辿異スキルでも良いけど検索どんなのが出るかな?」「耳栓・風圧・耐震のうち2つどれでも良いから付けてみたいな」といった場合に活用しましょう。スキルの構成や使用できる防具によって発動できる辿異スキルは制限されるので、”または”で試しながら検索していくことは有効です。

「装備指定」をする時に辿異スキルの優先順位を低く考えていると、なかなかシミュができない、ということはままあります。複数の辿異スキルを使いたい場合にも、「どの辿異スキルがより発動しにくいか?」を考えながら組むとやりやすくなるので試してみてください。

スキルシミュをする時の”軸”② 希少性の高いスキル

次に、例としてスキル構成を3つ挙げて考えてみます。それぞれ、「剛撃」「一閃」「見切り」「剣神」「抜納術」「閃転」「纏雷」「猛進」「幕無」「腕利き」までは共通スキル。そして、これらの共通するスキルの中で最も発動しにくいのが「腕利き」です。

さらに「腕利き」以外に、武器種ごとに適したスキルを盛り込んでいます。

「巧撃」「巧流」

「雌伏」「要塞」

「集中」「溜め威力」

「腕利き」が発動しにくいスキルだという理由は、「剛撃」~「幕無」までのスキルと比べて発動手段が限られていることに加え、発動SPが15と高いからです。これを確かめるために、「装備編集」をクリックして開いてみましょう。

「装備編集」画面を開いたら、まず左側の枠内「スキル検索」タブの中で右クリックをします。「全てチェック」「全てチェックを外す」という選択肢が出るので、「全てチェックを外す」をクリックします。すると黄色で囲った部分のチェックボックスが空白になります。

そして、「剛撃」と「腕利き」それぞれチェックを入れてみてください。右側に出てくる「検索結果」で「頭部」などのタブを見ていくと、明らかに赤枠で囲ったスライダーの長さが違うのがわかります。

「巧流」や「雌伏」「要塞」「溜め威力」も同様にスライダーが長い=候補となる防具が少ないということです。これらは今までに説明した中の「希少性が高いスキル」にあたります。特に「巧流」と「要塞+2」のSP15、「溜め威力+2」のSP20のように、「腕利き」同様に希少性が高め、かつSPが高いスキルほど組みにくいです。

シミュの「評価値」の使い方 防具を見つけやすくする方法

「評価値」を有効に活用することでもシミュがしやすくなります。

「評価値」というのは、「シミュしたいスキル構成に対して防具がどれくらい適合しているか」を表す数値のこと。「この防具は組みたいスキルとマッチしているから、使えば組みやすくなるかもしれないよ」と「MHSX2G」から提示されている防具は評価値が高くなります。

例えば、「雌伏」と「要塞」を含む装備でシミュしたい場合、「リアンZPヘッド」の評価値はデフォルトのままだと33になっています。

ここで、左側のボックス内で「重要度」の数字をクリックすると数値を変更できます。

試しに「要塞」の重要度を2に変更してみると、「リアンZPヘッド」の「評価値」が38になります。

「評価値」は「スキルとスロットの重要度」×「防具のSPとスロット数」で算出されます。

今回指定しているのは「剛撃」「一閃」「纏雷」「猛進」「剣神」「三界の護り」「抜納術」「腕利き」「達人」「閃転」「幕無」「雌伏」「要塞」の13スキル。これに対して、「リアンZPヘッド」のSPから計算するとこうなります。

剣神:1×5+雌伏:1×4+三界の護り:1×5+剛撃:1×5+要塞:1×5

さらに「スロット重要度」の3に「リアンZPヘッド」のスロット数である3を掛けます。

スロット重要度:3×3

これを全て足すとデフォルトの「評価値」の値である33です。

剣神:5+雌伏:4+三界の護り:5+剛撃:5+雌伏:5+スロット:933

「要塞」の重要度を2にした時に「評価値」が38になったのは、「要塞」の部分の計算が2×5で10になった分の増加です。

剣神:5+雌伏:4+三界の護り:5+剛撃:5+雌伏:10+スロット:938

遷悠防具についても見てみると、同じ部位でもスキル構成によって「検索結果」に表示される「評価値」の値が違っています。

「巧撃」「巧流」

レギオスシリーズの場合、「見切り+5」がSP50(50×1=50で計算されている)で発動するため、「評価値」が70~80代と非常に高いです。「巧撃」と「巧流」がマッチしている頭防具は評価値が高く、胴防具は頭防具より低くなっています。

「雌伏」「要塞」

こちらは「雌伏」構成なので、頭防具よりも胴防具の方が「評価値」が高いです。つまり、「巧撃」「巧流」を使いたいならレギオスの頭部位を、「雌伏」を使いたいなら胴部位を使うとシミュしやすくなる、ということになります。


「評価値」のデフォルト設定は全て同じ数値なので、「一致率の高いもの」が優先的に上位表示されます。レギオスの例のように、基本的にはデフォルト設定のまま「評価値」が高い防具を指定すれば十分ですが、防具のスキル構成によっては有用な防具が下の方に埋もれてしまう場合があります。

指定スキル
「剛撃」「一閃」「纏雷」「猛進」「剣神」「三界の護り」「抜納術」「腕利き」「達人」「閃転」「幕無」「雌伏」「要塞」
防具①
「剛撃+5」「一閃+5」「纏雷+4」「猛進+4」「剣神+5」 スロット3
防具②
「剛撃+5」「纏雷+5」「猛進+4」「雌伏+4」「要塞+5」 スロット3

防具①と防具②の「評価値」はデフォルトだとどちらも「5+5+5+4+4+9=31」で同じ。ですが、「一閃+5」「剣神+5」なのか「雌伏+4」「要塞+5」なのかは大きく違います。そこで「雌伏」「要塞」の「評価値」を上げれば、防具②が上位表示されます。

「腕利き」や「雌伏」のように防具が少ないスキルを軸に組みたい時は「評価値」を変更することで該当スキルのSPが高い防具が上位表示されるようになり、見つけやすくなります。「評価値」の変更はこんな”優先順位”をいじりたい時に有効です。

スキルシミュができない原因を解消するために必要なこと

ざーっと説明してきましたが、何かひとつでも参考になることがあったなら嬉しいです。

シミュができない理由は人それぞれ違うでしょうし、ここで解説した内容では解消できないこともあると思います。

ただ、ひとつ言えるのはスキルごとの「組みにくさ」をシミュに慣れている人は経験から「なんとなく」覚えているということ。今までに説明してきた大雑把な分類に無意識で当てはめたり、実際にシミュをいじっている時に「こっちはできないけど、こっちならできるのか」と反復して記憶しているんです。

でもこの「なんとなく」が初心者には一番難しい。そこを解消するための記事です。

そのため、完璧に把握しなくても良いので大雑把な分類で「組みにくさ」が判断できることを覚えておいてください。重要なのは「発動手段が限られているスキル」「組みにくいスキル」を把握して、そのスキルを軸にしながら組んでいくこと。

発動手段が限られている、それはつまりスキルの発動手段を外すとどう頑張っても組めないということです。この部分を無視していると、組みにくいスキルをもっと組みにくい構成でシミュをしてしまって「やっぱりできない!」となってしまうかもしれません。

よく防具や装飾品を作りたい!と初心者が言った時、「シミュしてから作った方が良いよ」とみんなが言うのも実はこれが理由です。同じレギオス1部位でも、頭部位を作るのと胴部位を作るのとでは向いている武器種・スキル構成が全く変わってきます

誰かにシミュを依頼する時も、「この防具作ったからシミュってください!」より「この防具なら作れるんだけどシミュできますか?」の方が組む側もシミュしやすいです。「作ってある防具」を提示されるのは「MHSX2G」であらかじめ「装備指定」されているのと同じで、場合によっては「指定のし過ぎ」で逆に組みにくくなるためです。

もちろん「持っている装備」を指定するのもシミュの方法のひとつですし、所持している防具や装飾品が増えるほど新たに作らなくても組めるようになっていきます。ただ、モンスターの防具などはできるだけ「ないものは作る」意識で組んでみましょう。

「次はこの装備を作るぞ!」とモチベーションを高める人もいますし、装備作成はモンハンの楽しみのひとつでもあります。シミュは自分自身で作る目標です。

”シミュって” ”作って” ”遊ぶ!” のサイクルが自分でできるようになると、MHFをもっと楽しめる可能性が広がると思います。シミュは経験から得る「なんとなくこれいけそう」が大事なので頑張ってみてください。

コメント

  1. くー より:

    お疲れ様です^_^
    これまで頑張って装備シミュります!!